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第31回:どうなる?これからの医療機器の安全管理! ―本田 靖雅― 


私が臨床工学技士として働き始めた20年前と比べると、病院で使用する医療機器が格段に増加しています。
既存の機器の使用台数が増えただけでなく、新しく開発された機器も多数導入されています。

入職した頃、先輩から2000年問題の思い出を聞いたり、手術用ロボットが国内で導入された話を聞いたことを覚えています。
それ以来、医療機器の開発はどんどん進み、技術の進化に伴い、医療機器はますます複雑化し、高度化しています。
通信機能、人工知能(AI)、ウェアラブルなどの多くの技術が医療機器に追加され、その進化は続いています。

医療機器の進化は、患者さんの治療・診断効果を最大限にするための重要な要素と考えていますが、一方で「安全」が後回しにされていると感じることがあります。
例えば、使用者への医療機器の教育はどこまで実施するべきか。全ての機能を理解してから使用する場合、機能が多すぎていつまで経っても使用できないことがあります。

また、サイバーセキュリティの脅威は重要な問題です。
医療機器がインターネットに接続されることで、ハッキングやデータ漏洩のリスクが増大します。
これに対処するためには、製品の設計段階からセキュリティ対策を講じることが求められています。
さらに、今後AIを利用した医療機器が登場した際、アルゴリズムの透明性や倫理的な使用も重要な課題です。
AIの判断に依存しすぎることなく、しっかりと専門家が判断することが必要です。
我々臨床工学技士は、医療機器を管理する者として様々な問題に対応すべく、日々頭を悩ませている所です。

未来の医療機器の進化においては、これらの課題に対する解決策を見つけることが求められます。
安全性を確保しながら、技術の利点を最大限に活用することで、患者さんに対してより良い医療を提供することが可能となります。
医療機器の安全と進化は、医療の質を向上させ、患者さんのQOLを高めるために不可欠な要素です。
この二つの側面をバランスよく取り入れることで、未来の医療はさらに明るくなると思います。

このように、医療機器の安全と進化は、患者さんの健康と医療の質を左右する重要なテーマです。
技術の進化を続ける一方で、安全性の確保と倫理的な使用が求められる中、医療現場での信頼性を維持し続けることが不可欠です。

※この文章の一部はAIで作成しました。
しかし、
AIは私たちの考え全てを代わりに作成してくれるわけではありません。
AIはすでに我々の生活に深く関与していますが、全てをAIに依存するのではなく、自分自身の知識を深め続ける努力も必要ですね。

社会医療法人雪の聖母会 聖マリア病院
本田 靖雅